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不動産担保ローン情報ブログ

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不動産担保ローンを利用検討中・利用中の方に、貸金業法第24条の40の規定に基づく講習の
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債務整理完済で住宅ローン利用

債務整理完済で住宅ローン利用
日本銀行が決定したマイナス金利政策導入の影響で民間銀行から一般消費者への住宅購入ローンの融資審査は通りやすくなったと言われますが、住宅購入ローン希望者が過去に返済延滞や自己破産といった金融事故を起こしていたり、現在も債務整理や個人再生の手続き中で個人信用情報に移動情報が記載されていると民間銀行が取り扱う住宅購入ローンの融資審査はほとんど通りません。

住宅購入を検討されるお客様は、まずは都市銀行や住宅金融支援機構等が取り扱う銀行住宅ローンやフラット35といった低金利な金融商品を希望しますが、過去に金融事故を起こした方や現在も債務整理中のお客様は融資審査がほとんど通らないため、銀行と比較すると高金利なローン会社の不動産担保ローンを検討される資金需要者もいらっしゃいます。
銀行等の個人信用情報調査は非常に厳しく、過去の金融事故の他に携帯電話等の通信料延滞履歴もチェックされ、延滞情報が悪質と判断されれば銀行融資審査は否決されます。

ローン会社が取り扱う不動産担保ローンは資金需要者が自己破産していても免責が降りていれば担保融資審査にほとんど影響は無く、過払い請求の過去履歴があっても貸金業者側と和解が成立していれば問題視されません。
現在も債務整理中で貸金業者に分割返済中の資金需要者には、自己資金で債務整理した残金を一括返済することで担保融資審査はクリアされます。

住宅購入資金100%の満額が融資利用可能な銀行や住宅金融支援機構と違い、ローン会社の取り扱う不動産担保ローンは担保不動産の評価金額に対して7割程度しか融資枠を確保出来ませんので、資金需要者自身が3割程度の自己資金を調達する必要が生じます。
過去の金融事故や個人信用情報に移動情報が記載されていても、資金需要者自身が債務整理中の融資残金の一括返済と3割程度の自己資金を調達出来れば、ローン会社の不動産担保ローンを融資利用して新築一戸建て住宅はもちろん、新築分譲マンションや中古一戸建て住宅、中古分譲マンションの購入、取得が可能となります。
通常の不動産担保ローンの適用金利よりも優遇された不動産担保購入のための優遇金利を適用してくれるローン会社も存在しますので、ノンバンク融資相談時に問い合わせてみましょう。

借金の返済延滞や貸金業者に対する過払い請求履歴、債務整理や自己破産といった金融事故による個人信用情報のブラック化により銀行の住宅購入ローン審査が通らない資金需要者の方は、迅速で柔軟対応可能なローン会社の不動産担保住宅購入ローンをご検討してみてはいかがでしょうか。

気になる事例VOL・220 は埼玉県さいたま市在住の南様。40歳の男性で、東京都内のIT関連会社にお勤めの会社員の方です。
埼玉県所沢市の中古一戸建て不動産購入資金として25年長期返済型、元利均等返済方式で1000万円の不動産担保融資希望です。
不動産担保ローン審査対象物件は土地30坪、建物木造2階建てで平成10年新築です。
中古一戸建て住宅として1500万円で現在売出中です。
南様は住宅購入資金の自己資金として600万円を預貯金や親族の協力によって調達しています。


不動産担保ローン審査対象物件は埼玉県所沢市青葉台、西武池袋線小手指駅より徒歩で約10分の第2種低層住居専用地域に位置し、近隣の不動産売買取引相場は平均して坪50~60万円前後です。
小手指駅近辺は大手スーパーや個人商店が隣接する買い物等に便利な住宅街です。
交通アクセスも西武池袋線、西武新宿線の複数路線が利用可能で、新宿駅にも池袋駅にも乗り換え無しでアクセス出来る利便性の高い地域です。
担保査定としては普通の住宅地です。
よって土地坪数30坪、土地坪単価50万円、総額1500万円と不動産担保査定評価しました。
南様の自己資金600万円と不動産担保融資上限金額7割の1000万円を合算すると1600万円となり、売出中の中古一戸建て住宅の購入に問題はありません。


東京都内でIT関連会社に勤める南様は所沢市で売り出された中古一戸建て住宅の購入資金の申し込みでA銀行に融資相談しますが、2年前に行った債務整理の履歴や現在も債務整理の残金を返済中ということを理由に融資審査が否決されます。困った南様はローン会社B社へ不動産担保ローン相談します。南様は債務整理をしていて現在も返済中であることを予め融資担当者に報告します。融資担当者から担保融資条件として債務整理の融資残金を自己資金で一括返済すること、銀行と違い100%の満額融資が不可能なので3割程度の自己資金を資金調達することを提案されます。南様は債務整理の残金は自己資金で一括返済して、親族の協力で3割程度の自己資金も調達可能と目処が立ったためローン会社B社へ正式に担保ローン申込します。ローン会社B社による不動産現地調査、社内融資稟議、担保ローン必要書類取得、源泉徴収表3年分提出、社内融資稟議可決、金銭消費貸借契約を経て後日、融資金額1000万円、貸出金利4,2%、返済年数25年、毎月々5万4000円お支払い、返済総額1617万円という内容の不動産担保ローンが融資実行となりました。
債務整理完済で住宅ローン利用に関してのまとめです。

・日銀が決定したマイナス金利政策導入の影響で民間銀行から一般消費者への住宅購入ローンの融資審査は通りやすくなったが、住宅購入ローン希望者が過去に金融事故があったり現在も債務整理中で分割返済中だと民間銀行が取り扱う住宅購入ローンの融資審査はほとんど通らない。
・ローン会社の不動産担保ローンは過去に自己破産していても免責が降りていれば担保融資審査にほとんど影響しないし、現在も債務整理中で貸金業者に分割返済中の資金需要者には自己資金で債務整理の残金を一括返済することで担保融資審査はクリア可能。
・住宅購入資金100%の満額融資可能な銀行と違い、ローン会社の不動産担保ローンは担保不動産評価金額の7割程度しか融資枠を確保出来ないので、3割程度の自己資金調達は必要。


監修
株式会社ABCサニー代表取締役
貸金業務取扱主任者
秋山容吉

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