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不動産担保ローン情報ブログ

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タワーマンション担保はローン掛け目もアップ

タワーマンション担保はローン掛け目もアップ
タワーマンション、ハイグレードマンションといった集合住宅を不動産担保ローンで融資利用する場合は、市場性や人気度からローン会社の不動産担保ローン掛け目もアップする傾向にあります。
ローン会社の不動産担保ローン上限金額は担保不動産評価金額の6割から7割が一般的ですが、都心部を中心としたハイグレードの分譲マンションやタワーマンションは不動産評価金額の8割以上の担保ローンが可能な場合があります。

タワーマンションを担保に不動産担保ローン利用

三菱地所の手がけるザ・パークハウスや野村不動産のプラウド、三井不動産レジデンシャルのパークタワーといった大手不動産デベロッパーが事業展開するハイグレードな分譲マンションシリーズやタワーマンション、高級集合住宅はブランド力があり人気も高く、分譲販売開始と同時に完売する分譲マンションやタワーマンションも珍しくありません。
大手不動産会社の事業展開するブランドマンションやタワーマンションは中古マンション市場でも人気が高く、近隣の一般的な中古マンション相場よりも高値で不動産売買されています。
ローン会社の不動産担保査定評価は実際にマンションが不動産売買されている売買事例を基に担保査定評価しますので、タワーマンションの実勢価格が高ければ不動産担保査定評価も高くなります。

タワーマンションは担保ローン掛け目も高評価

ハイグレードで高い人気のタワーマンションは不動産売却の際もエンドユーザーの買主がすぐに見つかりますので、ローン会社は人気の高いマンションやタワーマンション、高級集合住宅への不動産担保ローンは比較的ローリスクで債権回収することが出来ます。
顧客が不良債権化した際の債権回収リスクが少なければ、ローン会社は強気の不動産担保ローン掛け目で人気マンション、タワーマンションへの融資実行が可能となります。
一般的な分譲マンションは不動産担保ローン掛け目が6割から7割なのに対して、人気の高いマンションやタワーマンションは8割以上の担保ローン掛け目での融資実行が可能なので、第1抵当順位で銀行の住宅ローンを残したまま第2抵当権設定で不動産担保ローンを利用する際も、ハイグレードなマンションやタワーマンションのほうが不動産担保ローン掛け目を高く計算できるので有利となります。

タワーマンションのブランド力を重視

ローン会社は人気の高い分譲マンション、タワーマンションに対しては一般的な不動産担保評価ではなく、担保マンションの特徴や規模、マンションの人気度、市場性や流通性、マンションのブランド力を重視しますので、住宅ローンがまだ多く残っているマンションだからと担保ローンを諦めているお客様はお気軽に融資相談してください。

気になる事例VOL・201 は東京都豊島区在住の伊藤様。44歳の男性で、東京都内で飲食店を営む法人経営者の方です。
事業運転資金として自己所有の分譲マンションを担保に10年長期返済型、元利均等返済方式で第2抵当順位から500万円の不動産担保融資希望です。

担保評価高いブランドタワーマンション


不動産担保ローン審査対象物件は200世帯ほどの大規模で人気の分譲マンションで15階建ての5階部分、占有面積80㎡の3LDKタイプで平成18年新築です。 伊藤様ご家族が居住用の分譲マンションとして現在利用中です。 銀行住宅ローンが第1抵当権設定されていて残債務は4500万円あります。返済延滞や税金未納はありません。

不動産担保ローン審査対象物件は東京都豊島区北大塚、JR山手線大塚駅より徒歩で約10分の近隣商業地域に位置するハイグレードなマンションで、近隣の中古分譲マンション売買取引相場は平均で80㎡の3LDKタイプ、築10年以内で7800~8000万円(坪単価320~330万円)前後です。
大塚駅近辺は大手スーパーや駅施設、大小商店や大手デベロッパーが手掛ける分譲マンション群が隣接する活気ある住宅地です。
交通アクセスもJR山手線まで徒歩圏、都電荒川線や東京メトロ丸の内線といった複数路線も利用可能で、利便性は非常に高いです。
担保不動産は大手不動産デベロッパーが分譲販売した人気のブランドマンションで、中古マンション市場でも非常に高い人気を誇ります。
担保査定としては中級~高級程度の住宅街です。
よって建物坪数24,2坪、建物坪単価320万円、総額7744万円と不動産担保査定評価しました。
第1抵当権者の銀行住宅ローンが4500万円残っていますが、想定遅延損害金2年分を加算して第2抵当順位から500万円の不動産担保ローンを融資実行しても不動産担保ローン掛け目8割強と融資上限金額以内に納まります。

東京都内で飲食店を営む伊藤様は事業資金調達のため第2抵当順位から、ローン会社の不動産担保ローンを現在居住中の分譲マンションを担保にローン申し込みしますが、人気の高いマンションとはいえ住宅ローンの残債務が多く残っていて想定遅延損害金を加算すると不動産担保ローン掛け目が7割を超えてしまうとの理由で担保ローン審査を否決されます。困った伊藤様は複数社に不動産担保ローン相談しますが、ほとんどのローン会社から担保ローン掛け目をオーバーしていることを理由に審査否決されます。それでも伊藤様は諦めずにローン会社A社へ不動産担保ローン相談すると、ローン会社A社は担保となるマンションがハイグレードでブランド力が高いこと、マンション実勢価格や人気度を重視して不動産担保ローン掛け目を8割までアップして審査稟議を可決します。担保ローン必要書類の提出、住宅ローンの残高証明書の発行、金銭消費貸借契約書の締結を経て、第2抵当順位から融資金額500万円、貸出金利9%、返済年数10年、毎月々6万3000円お支払い、返済総額761万円という内容の不動産担保ローンが融資実行となりました。
タワーマンション担保は融資掛け目もアップに関してのまとめです。

・ローン会社の不動産担保ローン上限金額は担保不動産評価金額の6割から7割が一般的だが、都心部を中心としたハイグレードの分譲マンションやタワーマンション、高級集合住宅は不動産評価金額の8割以上の担保ローンが可能な場合がある。
・ハイグレードの人気タワーマンションは不動産売却の際もエンドユーザーの買主がすぐに見つかり、ローン会社は比較的ローリスクで債権回収することが可能なため人気なタワーマンションに関しては強気の不動産担保ローン掛け目での融資実行が可能。
・ローン会社は平均的な不動産担保評価ではなく、担保マンションの特徴や規模、人気があるマンションか、市場性や流通性、マンションのブランド力を重視するので、銀行住宅ローンが多く残っているからと不動産担保ローンを諦めているお客様は気軽にローン相談することをお勧めします。



監修
株式会社ABCサニー代表取締役
貸金業務取扱主任者
秋山容吉

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