よくある質問

不動産担保ローンの融資利用において、担保不動産の売買相場以上の借り入れはオーバーローンとなりますので、売買相場が2000万円の区分マンションを担保にしても3000万円の借り入れはできません。

売買相場が2000万円で不動産担保査定評価も2000万円であれば、不動産担保ローンで融資利用できる金額は掛け目75％で1500万円前後となりますので、不動産担保ローンの融資利用で売買相場以上の借り入れが必要な場合は、当初予定していた担保不動産とは別の担保不動産を提供して共同担保に入れる必要があります。

売買相場及び担保評価2000万円の不動産で3000万円の融資利用を希望する場合は、共同担保で提供する不動産の担保査定評価金額の合計額が4000万円以上になる不動産を担保とする必要があります。

資金需要者が所有する担保不動産では希望融資金額に届かない場合、実家不動産や親族が所有する不動産を担保提供してもらい、共同担保という形で不動産担保ローンを利用するケースもあります。


回答者
株式会社ABCサニー
代表取締役
貸金業務取扱主任者
秋山容吉