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不動産担保ローン情報ブログ

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2番抵当ローンのメリット

2番抵当ローンのメリット
2番抵当ローンのメリットはローン条件の良い先順位抵当の住宅ローンを借り換えすることなく2番抵当から気軽に不動産担保ローンを受けられるので、資金需要者からすると1番抵当の借り換えによって生じる金利上昇や事務手数料等の負担が無いというメリットがあり、尚且つスピーディーに不動産担保融資実行が可能となるため2番抵当ローンは資金需要者にとってメリットの高い不動産担保金融商品といえます。

ローン会社は担保不動産の債権保全と自社メリットの観点から2番抵当ローンよりも1番抵当の不動産担保ローンを勧めてきますが、先順位抵当権者が高金利な不動産担保ローン業者でなく低金利な銀行住宅ローンだった場合は、1番抵当借り換えによる2番抵当権での不動産担保ローンのメリットはほとんどありません。
担保不動産の担保余力が無くて住宅ローンを仕方なく不動産担保ローンで借り換えるケースを除いては、低金利な住宅ローンは残した状態で2番抵当での不動産担保ローンを融資利用するほうが、住宅ローン借り換えによる金利上昇を抑えられるため2番抵当で融資を受けるメリットは大きくなります。

不動産担保ローンの融資実行に至るまでのスケジュール的な観点からも、借り換えを伴う不動産担保ローンより2番抵当での不動産担保ローンのほうがスピード融資対応可能なので、不動産担保で融資を急いでいる資金需要者にとっては2番抵当での不動産担保ローンは時間短縮というメリットもあります。
銀行住宅ローン等を不動産担保ローンで借り換えようとすると先順位抵当権者の金銭消費貸借契約に則った一括返済の手続きが必要になり、ローン会社の中には解約手続きを行った日から20営業日(土日祝日はカウントされない)以降でないと一括返済を受け付けないという抵当権者もあります。
資金需要者が望む融資希望日に間に合わないケースも出てくるので、自社メリットのみを考えて2番抵当で借り入れ出来る資金需要者のメリットを考慮しない不動産担保借り換えローンを勧めてくるローン会社には注意しましょう。

先順位抵当権者の借り換えを伴わない資金需要者にとってメリットある2番抵当の不動産担保ローンであれば、先順位抵当ローンの正確な融資金残高さえ残高証明書等の書面で把握できれば、低金利な住宅ローンを残したまま2番抵当ローンで不動産担保融資実行可能でメリットも大きいです。
正確な1番抵当の不動産担保ローン残高のエビデンスとして抵当権者が発行する最新の残高証明書の提出を求められますが、メリットある2番抵当権で不動産担保融資するローン会社によっては返済予定表や返済割賦表、半年に一度ほど送付される融資残高が明記されたハガキ等で代用できる不動産担保ローン業者もあり、資金需要者からは残高証明書発行の手間が省けるメリットがあると好評です。
残高証明書の発行に日数を要する抵当権者もいますが、返済予定表や返済割賦表であれば資金需要者の手元にある書類ですので、2番抵当で不動産担保融資実行するまでの時間短縮に繋がるのもお客様のメリットと言えます。

2番抵当で不動産担保ローン利用するメリットは先順位抵当担保権者の契約内容や意向を気にすることなく、資金需要者のタイミングでスピーディーに不動産担保ローンを融資利用できることで2番抵当ローンのメリットは大きいです。
2番抵当での不動産担保ローンを銀行住宅ローン等の不動産担保ローンと比較すると金利は高金利、融資上限金額も希望金額に満たないケースもあるので一見2番抵当ローンのメリットは少ないと思われますが、迅速な資金需要にも対応出来る強みから自営業者の緊急な運転資金調達方法で2番抵当での不動産担保ローンはメリットある金融商品として人気です。

2番抵当で不動産担保ローンを利用するメリットは資金需要者の複数社あるカードローンのおまとめ資金にも有効活用できる点で、不動産担保ローンで住宅ローン利用中の資金需要者がカードローン分のみを2番抵当ローンで融資利用出来る点も大きなメリットです。
2番抵当ローンで融資利用するメリットは他にもあり、滞納している税金未納分だけメリットある2番抵当ローンで借りたい、子供の教育資金のみメリットある2番抵当担保ローンで融資利用したい等々、必要な資金だけを2番抵当ローンを利用して余計な住宅ローン借り換えなどしなくても2番抵当ローンで希望金額を捻出できるというメリットがあります。
住宅ローンは残したまま、スピーディーでメリットある不動産担保ローンを希望されている資金需要者の方は、ローン会社の2番抵当での不動産担保ローンを検討してみてはいかがでしょうか。

気になる事例VOL・277 は福岡県福岡市在住の石川様。42歳の男性で、福岡市内で中古車販売業を営む法人経営者の方です。
住宅ローンを残したままメリットある2番抵当順位で10年長期返済型、元利均等返済方式で500万円の不動産担保融資希望です。
不動産担保ローン審査対象物件は土地50坪、建物木造2階建てで平成10年新築です。
石川様ご家族が居住用不動産として現在利用中です。
1番抵当権の住宅ローンが1500万円設定されていて、残債務は500万円あります。


不動産担保ローン審査対象物件は福岡県福岡市東区香椎駅東、JR鹿児島本線香椎駅より徒歩で約10分の第2種低層住居専用地域に位置し、近隣の不動産売買取引相場は平均して坪40~50万円前後です。
JR香椎駅近辺は大手スーパー等はありませんが、大小商店が軒を連ねる商店街があり買い物は便利です。
担保査定としては普通の住宅地です。
よって土地坪数50坪、土地坪単価40万円、総額2000万円と不動産担保査定評価しました。
1番抵当権の住宅ローン残債務500万円に想定遅延損害金2年分を加算して、2番抵当順位から500万円の不動産担保ローンを融資実行しても不動産担保融資掛け目6割弱と融資上限金額以内で問題なくメリットある2番抵当ローンを融資実行できます。


福岡市内で中古車販売業を営む石川様は中古車仕入れ資金として500万円をメインバンクへローン相談しますが、決算書の内容が悪く審査否決されます。困った石川様はメリット面で不安の残るローン会社A社へ不動産担保ローン相談しますが、融資担当者から1番抵当権の住宅ローンも借り換えさせてくれと提案されたため、メリットが少ないと判断し一旦融資を保留します。ローン会社B社へ担保ローン相談する際に低金利な1番抵当の住宅ローンは残したままメリットある2番抵当順位から担保融資可能かと問い合わせた結果、担保余力も十分あるので低金利な1番抵当はそのままで、メリットある2番抵当順位からの不動産担保ローンは問題無いと報告されたためメリットがあると判断し正式に不動産担保ローン申し込みします。不動産現地調査、必要書類提出、住宅ローン残高証明書発行、社内融資稟議可決、金銭消費貸借契約書の締結を経て後日、メリットある2番抵当から融資金額500万円、貸出金利8%、10年返済、毎月々6万円お支払い、返済総額728万円という内容のメリットある不動産担保ローンが融資実行となりました。
2番抵当ローンのメリットに関してのまとめです。

・住宅ローンが抵当権や根抵当権で1番抵当権設定されている状態で担保融資することを2番抵当権設定ローンというが、ローン条件の良い住宅ローンを借り換えすることなく2番抵当から融資を受けられるので、メリットの無い借り換えによって生じる金利上昇や事務手数料等の負担無くスピーディーに融資実行可能な2番抵当ローンはメリットの高い金融商品。
・担保不動産の担保余力が無くて仕方なく住宅ローンを借り換えるケースを除いては、低金利な住宅ローンは残した状態で2番抵当ローンを融資利用するほうが資金需要者にとってはメリットがあり、住宅ローン借り換えによる金利上昇を抑えられるため資金需要者にとってはメリットは大きい。
・2番抵当ローンのメリットは1番抵当担保権者の契約内容や意向を気にすることなく、資金需要者のタイミングでスピーディーに融資利用できることで、住宅ローンと比較すると金利は高金利、融資上限金額も希望金額に満たないケースもあり一見2番抵当で借りるメリットは少ないと思われるが、迅速な資金需要にも対応出来る強みから自営業者の緊急な運転資金調達方法で2番抵当ローンはメリットある金融商品として人気。


監修
株式会社ABCサニー代表取締役
貸金業務取扱主任者
秋山容吉

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