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不動産担保ローン情報ブログ

気になる事例

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クレジットカードの継続利用可能な担保ローン

クレジットカードの継続利用可能な担保ローン

不動産担保ローンで大きく借り入れをした後は、手持ちのクレジットカードのキャッシング機能を利用できなくなるのではないか、という疑念が不動産担保ローン利用者の懸念材料の一つです。
自営業者の中には商品仕入れ資金や取引先への一時支払いを、クレジットカードのキャッシング機能等で補っている方も少なくありませんので当然の懸念かと思います。
銀行の不動産担保ローンの融資条件に多いのが、現在利用中のクレジットカード借り入れの完済と共にクレジットカードの解約手続きです。カード解約後に再度クレジットカードを利用しようとすれば、改めてカード発行の信用与信審査が必要です。不動産担保ローンで大きく借り入れをした後の信用与信審査ですので、新たなカード発行は非常にハードルが高くなると推測されます。対してノンバンクの不動産担保ローンであれば、融資条件にクレジットカード借り入れの完済は含まれるケースは多いですが、クレジットカードの解約手続きまでは強制されません。不動産担保ローンを利用後にクレジットカードのキャッシング機能を所望されるのであれば、ノンバンク利用による不動産担保ローンが得策なのではないでしょうか。
本日は銀行不動産担保ローンの融資条件がクレジットカードの完済と解約手続きだったため、クレジットカードの解約手続きまでは融資条件に含まれないノンバンク利用での事業者向け不動産担保ローンを希望されるお客様の事例をご紹介します。
気になる事例VOL・110 は千葉県浦安市在住の堂島様。56歳の男性で、浦安市内で水産加工業を営む法人経営者の方です。
10年変動金型担保ローンで、700万円の事業者向け不動産担保ローン希望です。

不動産担保ローン審査対象物件は分譲マンションで11階建て9階部分、建物占有面積70㎡で3LDKタイプ昭和60年新築です。
堂島様ご家族が居住用住宅として現在利用中です。
分譲マンション購入時の銀行住宅ローンが残っており、抵当権設定2000万円で残債務は300万円です。
不動産担保ローン審査対象物件はJR京葉線新浦安駅より徒歩で約5分の商業地域に位置し、近隣の中古マンション売買取引相場は70㎡3LDKタイプ、築30年以内で2000万円(@95万円)前後です。人気の湾岸エリアで、9階部分からは東京湾の眺望も望めるため通常中古マンション取引相場での不動産売買が可能と判断しました。よって建物坪数21坪×坪単価95万円=総額1995万円と不動産担保査定評価しました。先順位抵当権設定者の銀行住宅ローン300万円の完済とカードローン4社合計200万円の完済、第1抵当順位での不動産担保ローンを融資条件とし、融資金額700万円、貸出金利7%、返済年数10年、毎月々8万1000円お支払い、返済総額976万円という内容の事業者向け不動産担保ローンが後日、無事に融資実行となりました。
本日は銀行不動産担保ローンの融資条件がクレジットカードの完済と解約手続きだったため、クレジットカードの解約手続きまでは融資条件に含まれていないノンバンク利用での事業者向け不動産担保ローンを希望されたお客様の事例をご紹介しました。
堂島様も「取引先への一時支払い等でクレジットカードのキャッシング機能を利用していたから、使えなくなると非常に不便だった。助かりました。」と喜んでおられました。
気になる事例VOL・110 本日はこの辺で。



監修
株式会社ABCサニー代表取締役
貸金業務取扱主任者
秋山容吉

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