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不動産担保ローン情報ブログ

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不動産担保ローンを利用検討中・利用中の方に、貸金業法第24条の40の規定に基づく講習の
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物件ローンの種類と金利

物件ローンの種類と金利
ローン会社やノンバンク、貸金業者、その他金融機関が扱う不動産担保の物件ローンには一戸建て住宅や分譲マンションといった居住用の物件ローン、賃貸用マンション一棟、賃貸用アパート、投資用ワンルームマンション購入のための賃料収入を見込んだ物件ローン、現在所有している収益ビルや商業ビル、貸し駐車場、更地等を担保とする物件ローンと、不動産を担保にする物件ローンは様々な種類がありますが、担保となる物件の種類や物件購入後の使用用途で物件ローンを組む際の金利も変わってきます。

物件ローンの種類が居住用物件

物件ローンの種類が一戸建て住宅や分譲マンションといった居住用物件を不動産担保の物件ローンとして融資利用する場合は、ローン会社が適用する金利は担保権の設定順位にもよりますが、安い低金利な金利帯で年率4%台から、高い高金利でも9%台と金利の幅は融資審査次第で変わってきます。
自営業者が居住用不動産として利用している自宅を担保に物件ローンを融資利用する場合、銀行住宅ローン等の抵当権設定が無く第1抵当順位の抵当権が設定可能で、確定申告書や決算書2~3期分の提出、国税や市税の税金未納が無い、過去に金融事故や返済延滞が無い等、ローン会社の不動産担保ローン融資審査にマイナス要素の無い属性の良い自営業者への貸出金利は低金利が選ばれやすいです。

物件ローンで収益物件購入

物件ローンの種類が賃貸用マンション一棟、賃貸用アパート一棟、投資用の区分ワンルームマンションの購入のための物件ローンの場合、銀行系ノンバンクや大手信販会社の変動金利型で年率2%台から3%台、その他金融機関でも固定金利型で年率4%台から6%台が物件ローンの金利の主流となります。
銀行や地方銀行、信用金庫の物件購入ローンの平均金利が変動金利型で年率1%や1%未満なのでローン会社やノンバンク、その他金融機関の物件ローン金利のほうが高金利となりますが、銀行の投資用物件購入ローンには会社ごとに融資金額の上限枠が設定されていますので、銀行の融資上限枠を超えた資金需要者の物件ローンの需要に融資上限枠の無いローン会社の不動産担保ローンは金利は若干高金利ですがお勧めです。

収益ビル担保で物件ローン利用

物件ローンの種類が現在所有している収益ビルや商業ビル、貸し駐車場といった収益不動産の場合、ローン会社の物件ローン融資審査は収益不動産の現況の入居率や賃料収入、賃貸借契約書の有無や近隣賃料相場、物件所有者の借り入れ状況やその他の属性によって融資上限金額と貸出金利を決定します。
収益不動産の物件ローンは収益還元方式で融資上限金額を算出し、物件所有者の属性等で金利を確定しますが、ローン会社の平均的な収益不動産への物件ローン金利は年率4%台から8%台と金利の幅が大きいです。

収益不動産の場所や地域、現況の賃料と満室想定時の賃料等、物件ローンの融資審査方法や金利設定にローン会社ごとの融資基準がありますので、まずはお電話による不動産担保ローン相談やインターネットからの物件ローン相談をしてみてください。

気になる事例VOL・322 は愛知県名古屋市在住の堤下様。52歳の男性で、名古屋市内で飲食店を経営する法人経営者の方です。
所有する更地を担保に事業運転資金として20年長期返済型、元利均等返済方式で1000万円の不動産担保融資希望です。

不動産担保ローン審査対象物件は土地30坪の更地です。
現在は堤下様のご家族が駐車場として利用中です。
堤下様がお父様から相続した不動産で、銀行ローン等の担保権設定はありません。


不動産担保ローン審査対象物件は愛知県名古屋市天白区、地下鉄桜通線鳴子北駅より徒歩で10分の第2種中高層住居専用地域に位置し、近隣の不動産売買取引相場は平均して坪60~70万円前後です。
鳴子北駅近辺は大きな商業施設が無い閑静な住宅地です。
交通アクセスも地下鉄桜通線利用で名古屋市内まで至近で便利です。
担保査定としては普通の住宅地です。
よって土地坪数30坪、土地坪単価60万円、総額1800万円と不動産担保査定評価しました。
他業者の担保権設定も無く第1抵当順位から1000万円の不動産担保ローンを融資実行しても、不動産担保融資掛け目6割弱と融資上限金額以内で問題ありません。


名古屋市内で飲食店を経営する堤下様はコロナ禍の影響で売上が減少したためメインバンクへ運転資金調達を打診しますが、前年度の決算書の内容が悪いことを理由に融資審査が否決されます。困った堤下様はローン会社へ不動産担保ローン相談します。家族が使用している駐車場を不動産担保として融資相談しますと、担保権設定も無く不動産担保ローンは問題無く融資利用可能と回答されたため正式に不動産担保ローン申し込みします。不動産現地調査、必要書類提出、社内融資稟議、融資稟議可決、融資事前説明、金銭消費貸借契約書の締結を経て後日、融資金額1000万円、貸出金利6%、返済年数20年、毎月々7万2000円お支払い、返済総額1720万円という内容の不動産担保ローンが融資実行となりました。
物件ローンの種類と金利に関してのまとめです。

・ローン会社が扱う不動産担保の物件ローンには一戸建て住宅や分譲マンションといった居住用の物件ローン、賃貸用マンション一棟、賃貸用アパート購入のための賃料収入を見込んだ物件ローン、所有している収益ビルや貸し駐車場等を担保とする物件ローンと物件ローンは様々な種類があるが、担保物件の種類や物件購入後の使用用途で金利も変わる。
・物件ローンの種類が一戸建て住宅や分譲マンションといった居住用物件を物件ローンとして融資利用する場合、ローン会社の適用金利は担保権の設定順位にもよるが、低金利な金利帯で年率4%台、高金利でも9%台と金利幅は融資審査次第で変わる。
・物件ローンの種類が賃貸用マンション一棟、賃貸用アパート一棟、投資用ワンルームマンションの購入のための物件ローンの場合、銀行系ノンバンクや大手信販会社の変動金利型で年率2%台から3%台、その他金融機関でも固定金利型で年率4%台から6%台が物件ローンの金利の主流。

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